検査の結果待ちの1週間だった。
ずっとモヤモヤして寝れなかった。
同居している娘には明るく振る舞うが、相当不安だった。
暇があれば乳がんについていろいろ調べて、更にモヤモヤ。
気になる情報もあったし、安堵したり。。。
とにかく私の身体には疑わしきものが左胸にある。
これがもしがんだったら…。
治療についてまた調べると思う。
がんじゃなかったら、しばらく様子見。
これもまたモヤモヤする。
我が家はがん家系。
いずれは…と考えてしまう。
くさぷーが『大丈夫、何もないよ。』
とずっと言ってくれるが、私の胸には疑わしきものがある事は事実。
週末、くさぷーのうちに泊まりに行った。
なかなか寝付けなかった。
それを知ってか知らずか、抱き寄せてきて頭を撫でてきた。
心がゆるんで、涙が溢れてきた。
この1週間。誰にも心配事を言わずにいた。
知らない間に朝が来た。
くさぷーが起きた。
「なかなか寝付けなくて。。。」
私が言うと、
『そうだろうね。あきぱんの事だから、いろいろ調べたりしてまた心配になったんだろ?』
「うん。やっぱりに気にしないようにしてても、モヤモヤして不安になるの。いろんなこと考えちゃって。。。」
『そりゃ仕方ないよね。不安だよね。』
「もし、がんになって、手術して胸がなくなって、怖がりのくさぷーが胸がない私を見たら離れていってしまうのかなぁとか、治療し出したら、支払いや生活して行けるのかなぁとか、いろいろ不安なの。がんじゃなくても、この疑わしきモノと向き合って行かなきゃいけないわけだし、切って終わりじゃないみたいだし。」
『大丈夫だよ。どんなあきぱんでも僕は離れていかないよ。僕はあきぱんといろいろな経験をさせてもらえるんだ。僕の人生がまた、豊かになる。いざとなったら僕、お金何とかしてあげるし、僕は胸と付き合ってるわけじゃないからね。あきぱんの事好きなんだよ。だから心配しないで。大丈夫。』
『よし!あきぱん不安を解消する為に散財しよう。給与全部使って買い物したりしてお金使おう!』
「え〜勘弁してよ💦支払い出来ないじゃん!」
『それくらいの事しないとあかんよ。よし、クラブセット買おうか!』
突拍子もない提案だったけど、笑えてきた。
ケラケラ笑っていると、くさぷーが私のブラをつけたいといい出し、着けてあげた。
前にテレビ千鳥で人気ブラを当てる帰れま3というコーナーを、一緒に見た時の真似をし出した。
その姿がまた笑えてきて、ケラケラ笑っていた。
美味しいもの食べて、好きな事して過ごそうと思った。
ついに明日結果がわかる…。