あきぱんの空まわりな毎日

こんにちは。あきぱんです。バツ2レベル46の魔法使いのつぶやきです。

振り返ってみた。

5度目の夏が来る。

 

今思い返してみると、出会いのチャンスってどこでどうなるかわからないもんだ。

 

私達は出会い系アプリで出会った。

 

私は、いろいろな事があった後、自暴自棄だった。だからまともな精神ではなかった。

セックスに溺れていた。

でも、それがしたいわけではない。

 

誰かに優しくして欲しいだけだった。

 

 

彼は今の会社に入社したばかりで、横浜で高速道路の仕事をこなした後、三重県に移動してきた。

その当時、彼はまだ結婚していて、単身赴任で家族の為に頑張っていた。

 

でも寂しかった。

 

だから、お互いアプリを利用してた。

 

彼からメッセージが来たのは、4月初旬

『単身赴任で来てて、何もわからないから教えて下さい。』

 

プロフィールを見る。

 

出会い系アプリで既婚者なのに、あんなにプロフ書いてある人初めて見た。

 

「私は、既婚者とは、会いませんよ。」

 

『大丈夫です。ここでのお話だけで構いません』

 

ずいぶん変わった人もいるもんだ…。

そう思った。

 

それからずっとアプリのメッセージでやり取り。

 

おはようございます。今日も暑くなりそうです。

仕事頑張りましょう。

今日は暑かったですねー。

今日は休みで、横浜に帰ってます。

こういうお店教えてください。

〇〇は、どこに売ってますか?

 

毎日、朝と夜にメッセージが来る。

このやり取り。

私は、何故かキチンと返していた。

いつしか彼からの返事を待ってる私がいる。

 

でも、それは私にとっては心のリハビリだった。

 

誰にも言えない問題を抱えて、仕事をしていたから、ストレスが溜まっていた。

 

顔の見えない相手に私はいろんな愚痴を話していた。

彼はただただ、メッセージで聞いてくれた。

そして励ますようなこともしなかったから、それがありがたかった。

 

しかし、男性は課金するタイプだから、回を重ねる毎に私の中に僅かに残る良心が痛む…。

 

「課金大変でしょ?LINE交換しませんか?」

 

『大丈夫ですよ。どうせどこか遊びに行ったらお金かかるんだから、女性はそんな心配しなくて大丈夫』

 

みんなすぐLINE交換したがるのに、変わった男性もいるんだ。だけど、課金もったいないから交換しましょう!と、私から交換をお願いした。

 

結局、このやり取りがなければ、今の私達はない。

ずっと彼は課金してたら、私達はこんなふうに付き合ってなかったと思う。

 

4月30日から5月1日に変わる時、

私達のLINEは5月1日からスタートしている。

 

でも私達付き合うまで、ここから2ヶ月は、LINE友達🤝

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はてなインターネット文学賞「記憶に残っている、あの日」