あきぱんの空まわりな毎日

こんにちは。あきぱんです。バツ2レベル46の魔法使いのつぶやきです。

初めての人⑤

三日後には、ぐーぱんはヤマを越えて、次第に元気になった。

3ヶ月くらい入院していたと思う。

 

その間、あーぱんを連れて病院に通った。

搾乳し冷凍させた母乳を届ける為だ。

私1人しかいないので、これが結構しんどかった。

 

 

無事に1年が過ぎ、ぐーぱんも嘘みたいに大きく育った。定期的に病院に行かなくても良くなったので、私は保育園に子供を預けて働く事にした。

 

それが今の仕事を始めるキッカケになっている。

 

仕事はとてもいい息抜きになった。

 

その頃、実家の義母さんが居酒屋を経営すると言う事になった。

これが私達が別れるキッカケになる。

 

しばらくすると、彼のお兄さんが来て、

『新しいカメラを買いたいけど、自分はブラックだから、ローンが組めないので、月々3万円払うから、代わりにローン組んでほしい』

と頭を下げて頼んできた。

 

お兄さんの職業は、カメラマンだった。

 

私はもちろん反対した。

 

彼のお家でたまに会うけど、お兄さんは、取っ替え引っ替え彼女を変えていた。

それにブラックだと言う。

 

そう言う奴はお金をちゃんと返さないから、やめておいたほうがいいと言ったけど、

彼はお兄さんを信用して、貸すと言った。

だけど、一度も払ってもらえなかった。

それどころか、勝手に口座から落ちていく知らないお金が他にもあった。

 

これは何だ?と彼を問い詰めると、なんと義母さんのお店で使う業務用冷蔵庫の引き落としだった。

 

そういえば、お義母さんのお店に行った時すごく立派な業務用冷蔵庫があったなぁ…。

 

 

あれか!

 

 

「何で引き落としがうちに来てるの?」

 

『断れなかったんだ。親父やお袋が土下座して俺に頭を下げている姿を見て、断れなかった』

 

泣きながらそう言った。

 

話を聞けば、彼はずっと成人してから、肩代わりばかりしていたそうだ。

毎月ちゃんとお金を返すと言ってると。

 

だけど、私は信用できなかった。

お兄さんのことがあったからだ。

 

 

私のパート代は保育園のお金と生活費になってしまった。

それでも何とか生活費は出来た。

でも、どんどん口座の残高が減っていく。

知らない支払いがある。

 

でも、突然びっくりするような電話がかかってくる。

 

「〇〇だけど、入金まだなんやけどな…」

サラ金からの取り立てだった。

 

彼はサラ金にてをつけてしまった。

 

問いただすと、これもお義母さん達の代わりに借りたらしい。

 

もう精神的に限界だった。

 

「何で私達との生活よりお義母さん達の方を優先するのよ!私達生活できないよ。子供達の事とかもっと考えてよ!」

『ごめん。やっぱ親に土下座されて頼まれると断らないんだ。あきぱん悪いけど、風俗で働いてくれないかな?』

 

なんでやねん!

 

私は、子供を連れて実家に帰った。

 

父や母にその事を話すと、離婚しなさいと言われた。

 

 

どうして、子供を産むなと言ったのかよくわかった。

 

義父は私を働かせて、お金を稼ぐ所を増やしたかったのだ。

 

後でわかったのだが、彼以外全員がブラックリストにのってたらしい。

お義父さんは、お義母さんのお金の病気のせいで自身もブラックリストになってしまったようだ。

 

彼と話し合い、私達は離婚することになった。

 

彼には私達は家族として見てもらってなかったのかもしれないね。

 

娘達は父親の顔を知らない。

物心つく前に離婚したからだ。

でも2人とも彼によく似ている。

特に上の娘がよく似ている。

 

年間百冊以上本を読むあーぱん。

彼女はきっと父親に似たんだと思う。

 

私は彼を恨んだりしていない。

嫌いにもなれなかった。

 

彼もかわいそうな人だから…。

 

 

 

 

 

 

 

初めての人④

彼は私と一緒に生活する事を選んだ。

 

彼は出産費用を捻出する為に掛け持ちでバイトも始めた。

でもそのお金は、一向にたまらない。

 

予定より早く陣痛が来たが、なかなか生まれなかった。2日がかりで出産した。

彼は夜勤だったので、お産には母がたちあってくれた。

 

お目目の大きな赤ちゃん。とにかくかわいくて、無事生まれてきて嬉しかった。

 

生まれてしばらくして、彼はよりお金が稼げるようにと転職した。

出張が多い仕事。

 

私は、娘と2人きりの生活になって、育児に苦戦していた。

周りの友達は遊んでるし、私だけ取り残された感じがした。

22歳だもん。息抜きもしたい。

 

でも出来ない。

車も一台しかなかったし、

母は、バリバリ正社員で働いていたので、実家に戻ることも出来ず、娘とベビーカーでスーパーに行くか散歩に行くくらいしか出来なかった。

 

よく通る道に一人暮らしのおばあさんがいて、声をかけてくれた。

 

それから、おばあさんのうちによく行く事が多くなったが、しばらくすると居ない事がおおくなり、また孤独な時間が増えた。

 

彼は群馬県伊勢崎市に出張中で2週間に一度くらいしか帰ってこなかった。

彼がこちらにいるときは、私の息抜きも兼ねて、閉店後のパチンコ屋さんの掃除のバイトに1時間半行った。そこではいろいろな人が働いていた。

 

内容はきつかったが、月に3万円のお小遣いは嬉しかった。

 

その頃には、向こうの親が何事もなかったように私たちに接してきた。あんなひどい事を言ったのに、普通だった。

やはり孫はかわいいのだろう。

一緒に滋賀までお墓参りに行った事を覚えている。

 

下の娘を妊娠した時報告にいったら、また

『生活が大変なんだから、おろしなさい』と言われた。

 

私は絶対に嫌だったし、なぜお義父さんはおろせとしか言わないのか不思議だった。

喜んでくれるかと思ったのだけど、期待したのがバカだった。

 

その頃から、頻繁に彼は実家に呼ばれることが多くなってきた。

 

下の娘が生まれたのは夜中だった。

ちょうど妹が遊びに来ていた時だったので、スムーズに病院に行く事ができたし、上の子が寝ている時だったので、助かった。

 

でも下の娘は生まれて2日後救急搬送されてしまい、そこで今日がヤマです。と言われてしまう…。

 

治療方針やらいろいろ説明されたけど、頭に入ってこなかった。

 

とにかくお願いしますとしか言えなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初めての人③

彼はとにかくカッコよかった。

スタイルも良くて、力持ちで痩せてるのにマッチョで賢くて、何でも直ぐにできて、金城武似であきぱんにはもったいないくらいいい男だった。

 

お正月に彼の両親にご飯一緒に食べようと呼ばれた。

よそのうちの正月を初めて体験した。

 

私も彼を自分の親にも紹介した。

順調に交際していたと思う。

 

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その後、あきぱんは生理が来なくて、彼の家で妊娠検査薬で一緒に調べた。

妊娠してた。

私は、好きな人の子供が出来て嬉しかったが、病院に行くと、お腹の中で亡くなっている状態だったので、すぐ手術しないといけない状態だった。

 

うちの父にこの事は向こうの両親には黙っていなさいと言われ、妊娠した事も言わずこっそりと手術を受けた

日帰りで手術だった。

2、3日仕事は休んだ。

 

父に『次妊娠したら今度こそ産むように』と言われた。

今回は流産してしまったが、私も次はちゃんと産みたいと思った。

 

このあとから1年後また私は妊娠した。

ちょうど安室奈美恵がcan you celebrity?を歌ってたころだ。

 

彼に妊娠したんだ。これからどうする?と伝えた。

彼は何も言わなかった。

 

私は産みたいと言った。1人でも育てたい。

あなたはどうするの?と。

 

責任を取って欲しいとかそういう気持ちはなくて、ただ好きな人の子供を産みたいだけだった。父が子供は宝だから1人で育てるなら、こちらも協力するから、中絶だけは辞めてくれと言ったからだ。

 

だから、彼がそれをキッカケに別れる事になってもいいと思っていた。それくらいの決意があった。

 

彼は一緒に育てると言った。

でも肝心な事を彼は両親に伝えていなかった。

 

ずっと言えなかったみたい。

 

あきぱんが妊娠したこと。

あきぱんと一緒になる事。

実家を出る事。

 

今考えると、この彼をこの時に辞めておけば良かったのかも知れない。でも、それだとぐーぱんとは親子になってないわけだからね。

 

彼はお金がないと言い、引っ越し費用が出なくて、全て私が全ての貯金を切り崩して車も売って家具家電を購入し、アパートのお金も出した。

 

彼は親に黙って、とうとう引っ越しの日を迎える。

 

私は、父や弟に手伝ってもらい荷物を新居に運んだ。

 

彼は何もかも1人で運んだ。

しかし、向こうのお父さんにバレた。

そりゃ当たり前だ。

 

向こうのお父さんに来るように言われて、私と一緒にいく。

 

その時、彼は全く親に話してない事を初めて知る。

 

そして、私は怒られた。

「うちに泊まって、何回もセックスしてたらそりゃ出来るだろ。それに妊娠したの二回目なんだってな!その時はおろしたんだろ!何で今回もおろさない!」

それにしても酷くないですかね?

元々は彼が両親に言ってないのが悪い!

 

最初が間違えていた。

私が話をすべきだったかもしれない。それにしても何故知ってる?

 

後でわかったのだが、私が行った病院に居酒屋の常連さんの奥さんがお勤めで、どうも話したらしい。今の時代ならそれアウトで、訴えられますが、時代ですかね?

 

1度目は流産してしまったことは伝えました。

私は中絶したわけではないんだから。

 

私は、息子をたぶらかして横取りした女って言うことになってしまった。

 

その間彼はずっと黙っていた。

 

最終的には、勝手にしろ!と勘当された。

 

私は、彼に「私、1人でも育てたいからね。あなたはわたしと暮らす?それとも戻る?ちゃんとここで決めて欲しい」

 

「あきぱんと一緒に育てるよ」

 

荷物をまとめて彼は実家を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初めての人②

付き合う事になったので、しばらくだってからママさんに報告しに言った。

 

『あら!おめでとう。ずっとIちゃんはあきぱんのこと好きだったんだよね。良かったね〜』

 

ママさんは、知ってた。そして私が告白した〇〇くんもIちゃんの気持ちを知ってて、断った事も…。

知らなかったのは私だけで、周りはIちゃんが私を好きな事を知ってたw彼の両親も…。とてもわかりやすかったらしい。

 

私、ホントに気づいてなかった。←バカ

 

彼の両親は私の事知ってるから、とても歓迎してくれた。

付き合うようになって、彼のお家にも行くようになった。

彼の部屋には、ものすごい量の本があった。

漫画もあるが、文庫本がたくさん。

歴史物が多かった。

三国史記北方謙三の小説が特に多かった。

読書が趣味だった。

バイクも好きで、なんかギャップを感じた。

ワンコも飼ってて、一緒に散歩に行ったりした。ワンコは彼が拾ってきたらしい。

ワンコも私に懐いてくれた。

本屋にも行く行って新刊が出てないかチェックした。ホントに、本が好きな人だった。

私も彼に影響されて少しだけ本を読むようになった。

何故この本が好きなのかとかいろいろ教えてくれた。

 

付き合って半年になり、私のシフトが平日休み、彼は土日休みだったから、私の仕事終わりに会うのが増えてきた。

金曜の夜は彼の家に泊まりそのまま仕事に行く事もあった。

 

初めて彼とエッチしたのは、ラブホだった。

彼が勇気を出してホテルに入った。

駐車場で『あきぱん、俺あきぱんとエッチしたいんだけど、いいかな?』

 

「連れて来といてそれ聞く?」

でも入った。

 

初めてのラブホだったから、どうしたらいいかわからなくて、私はあちこち見て、わー!わー!と探検しだす。

 

彼が、一緒にお風呂入ろう。と言う。

緊張しながら一緒にシャワー浴びた。

 

バスローブに包まって、ベッドに座った。

彼は緊張しながら、キスしてきた。

彼のアソコが大きくなって、驚いた。

え?そんな大きいのが入るの?

大丈夫か??

 

やっぱり入らなかった。彼のアソコがびっくりする程大きくて、イタくてダメだった。

彼とは3回目で成功する。

 

 

※因みにあきぱんは、初めての相手は既婚者で、無理矢理やられたので、彼ではない。

彼氏と呼べる初めての相手が、彼だったので初めての人としています。

 

 

 

 

初めての人①

こんばんは。あきぱんです。

今日は、今まで話をしてこなかった娘達の父親の話をしようかな。

彼は初めて付き合った人なんだ。

 

 

彼は金城武によく似ていた。

その当時、ドラマや映画などたくさん出てたね。

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彼との出会いは、19歳の時居酒屋だった。

 

私はその当時バスガイドをしていた。

仲良しの運転手さんに仕事終わりに連れてってもらってたお店があった。カウンターだけのお店で、10人くらい入ったらいっぱいになっちゃう狭いお店。ママさんの手料理がとても美味しかった。私達の先輩も出入りしてて、一緒によく飲んだりした。

 

そこのママさんもバスガイド経験があったから、良く仕事の相談に行ったりもしたし、仕事が遅くなったときはそこでご飯を食べてから帰ったりした。ママさんの旦那さんは他社のバスの運転士さんで、これまた仲良くさせて頂き、情報交換とかいろいろ教えてもらったりした。

その居酒屋で、彼と出会った。

 

彼はそのお店の常連さん夫婦の息子さんだった。ママさんが、『Iちゃんはあきぱんと同い年くらいだよ。』と教えてくれた。

「あ、そうなんだ。よろしくねー!」

私はとりあえず挨拶した。

彼はいつも小説を読んでいた。

本がとっても好きな人だった。本を読みながらタバコを吸い黙々と酒を飲んでいた。

居酒屋でそんな人初めて見たので、とても印象的だった。

 

何回か彼と偶然店で会うようになった。他にも若い子がいて、仲良くなった。

同い年だから、すぐ仲良くなった。

グループ交際というか、みんなでカラオケとか遊びに行くようになった。料理人の子がいて、ご飯を作って振舞ってくれたり、一人暮らしの子の家でみんなで集まってパーティしたりした。Iちゃんは、家飲みの時は決まって小説を読んでいた。

その集まりの中で彼氏が出来た同僚もいた。

 

その中で、私も1人気になる人がいた。

私はその人が好きになって告白したが、他に好きな人がいると断られた。

 

ショックだから、Iちゃんを呼び出して、ママさんの店で飲んだ。

 

『あのさ、今度一緒に遊びにいかない?行きたいとこあるんだ』

いつも寡黙なIちゃんが私にそう言った。

 

私の仕事終わりに待ち合わせをして、彼の車に乗せてもらって夜景のきれいなオシャレなログハウス風バーに連れてきてもらった。

 

中もオシャレで、『ここピザがうまいんだ。食べる?』と言われて、2人でお酒を飲みながらピザを食べた。

店を出て、夜景が見える高台に移動した。

そこで彼はこんな事を言った。

『俺、好きな人がいるんだ。』

「へー、そうなの?」

『その人他に好きな人がいてね、でも俺どうしたらいいかわかんなくなってね…』

「え?そうなの?じゃあ、頑張って告白しなよ!気持ち伝えた方がいいよ!」

お節介おばさんに変身してしまってるあきぱん。彼の話を聞かずにマシンガントークで告白しろ!頑張って!を繰り返す。

 

でもね、さっきから延々と堂々めぐり…。

彼は同じ事ばかり言ってあきぱんは、それに対して同じかえしをする。

流石に1時間くらいして、「もー!なんやねん!何が言いたいん?」と言ってしまう始末。

 

すると彼は

「あきぱんが好きなんだ。付き合って欲しい」と。

 

あきぱんは、正直言うとIちゃんの事は何とも思ってなかったからね。

 

おったまげ〜!

な訳ですよ。

 

彼は覚悟を決めてきたと言うのに、私ったら全部ぶち壊してしもた。

「だってIちゃん、私つい最近振られたんだよ。

〇〇くんが好きな事知ってたでしょ?」

『知ってたよ。だから俺あきぱんを取られたくなくて…』

 

「そんな回りくどい告白わかんないよ!あきぱん好きなんだ!でいいじゃん!」

『あきぱんが言わせてくれなかったんじゃん。あきぱん、俺たち付き合わない?付き合って決めてくれたらいいから。』

 

私は、Iちゃんがとてもいい人なのは知ってた。

嫌いではなかった。だから、この告白に乗っかる事にした。

「私で良ければお願いします。」

『ありがとう😊手繋いでいいかな?』

「いいよ。じゃあ、はい✋」

手を出した。

Iちゃんの手は、大きかった。

手を繋いで車に戻る。

乗り込むと、『あきぱん、キスしてもいいかな?』

私達は、初めてキスをした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラブホでの出来事2

イチャイチャしながら眠りにつく。

 

セックスの心地よい疲れと、朝が早かったからスーッと眠りにつくが、2時過ぎにふと不安感で目が覚めた。

 

くさぷーは、隣で気持ちよさそうに寝ている。

 

私は、急にちょっと出たことが不安でたまらない。

本当に少し出たのか?でもそんな感じはなかった気がする。

今更ながら、何でこんな不安になるのかわからない。

もうピルを飲んでいない事もあったからだろうか。

 

2人でした事だから、くさぷーだけが悪いわけではないけど…。モヤモヤ…

 

 

寝ているくさぷーを起こして聞いた。

「くさぷー、寝てるのにごめん。あきぱん寝られないくらい不安なの。中に少し出たって本当?」

 

するとぎゅーっと抱きしめて、『表現がまずかったね。中出しとかじゃないんだけど、あの言い方だとあかんね。不安にさせる事言ってしまって。本当に少しでも出たら僕もう立たないから、出してないと思うんだ。確証がないけど、ゴムつけて射精してたし、大丈夫だと思う。でも次の生理が来るまでわかんないから不安にさせる事には変わりないね。ごめんなさい』

「ううん。くさぷーだけのせいじゃないんだよ。もうピル飲んでないから、ちょっとナーバスになってしまってごめん。普段離れてるからさ、もし俺以外の男としてるんじゃないかとかいって逃げられたりしたら嫌なんだ。今くさぷーとしかセックスしてないから、ちゃんと心配ごとは言っておきたかったの。ごめん。寝てるのに起こしてまで言う事じゃないよね。」

 

『そう言う心配はちゃんと言って、言って!

でも心配しないで。もしそうなったら僕ちゃんと責任取るから。僕もあきぱん以外とセックスしてないし、もし、そうなってたら一緒にちゃんと考えよう。逃げないから。大丈夫だから。でも説得力ないよね。不安になるのには変わりないよね。ごめん。』

『もし、そうなってもならなくても僕はあきぱんの事ちゃんと養うつもりでいるから。

あきぱん側にいてくれたら、毎日あきぱんのご飯食べられるし、洗濯や掃除もしてもらえるなぁ。』

 

「あきぱんの事、便利屋さんとしか思ってないじゃん。」

 

『そんな事ないよ。あきぱんの事好きなんだ。でも俺にとってメリットいっぱいだけど、あきぱんはデメリットかな。仕事出来る人を辞めさせてしまうから、上司の〇〇さんに俺怒られるな。』

 

『さっきから俺、気休めしか言えなくてごめん。あきぱん不安だから、安心させたくて口からあれこれ言って、逆に不安にさせてるかな?でもあきぱんは何にも心配せんでもええよ。次の生理が来るまで本当に不安にさせてしまうけど、何があってもあきぱんを幸せにするから。それだけは嘘つかないから。』

 

この人は、私との事ちゃんとしてくれるんだ。

 

「くさぷーは、ずっと言う事が一貫してるし、信用してないわけじゃないんだけど、それがわかった瞬間居なくなってしまいそうで、不安だったんだ。

ごめんね。眠たいのに。」

 

『僕そんな小さな男じゃないよ。チンコは小さいけど。』

 

自虐ネタをさせたいわけではない。

でも、そこまで言う事言ってもらえたら幸せでした。

 

 

 

ラブホでの出来事1

ラブホに向かう途中にくさぷーが、

『今日ラグビーやるんだ🏉日本戦応援しなきゃ』

以前行った時もサッカーやってて、今回はラグビーだから、きっと観戦してからお風呂入ったりするんだろうなぁ…なんて思ってました。

 

ホテルに着くとお部屋は満室で、どうしようかね?なんて言ってたら、フロントから「お客様、もうすぐ清掃終わりますので、Aのブースでお待ちください。」と言われて、座って待つ事に。

テレビがあって、もちろんラグビーを観ます。

 

ちょうど今までの試合のシーンが流れてて、一緒に観ながら待ってました。

「お待たせしました。どうぞ。」と言われて部屋に入ります。

 

さっそくテレビをつけて、一緒に君が代を聞いてました。

『あきぱん、お風呂入れてよ。やっぱバーベキューしたから、ニオイがついちゃったね。さっぱりしようか』

 

バスタブにお湯を入れてる間、一緒にラグビーの試合を見てました。

「お風呂入ったけど、テレビ観てるから後にする?」

『うん。すぐ入るよ。一緒に入ろう。テレビ観てたら、いつまでも入れないからね』

『久しぶりに湯船に浸かるよ。あー気持ちいい』

くさぷーと一緒にお風呂入ったの久しぶりです。北上のアパート以来かも。

 

お風呂でイチャイチャして、頭や身体を洗いあいっこしました。

あー、こういうの久しぶりだ。なんかいいなあって。

横浜のくさぷーのお家はシャワー室しかなくて1人しか入れないからね。

 

お風呂を出て、くさぷーはテレビの前に。

私は髪の毛を乾かして、ベッドに。

くさぷーが盛り上がっていたので、多分試合終わるまで何もないなぁ…いつ勝負かけようか?思っていると、

『あきぱんの胸にトラーイ♪』

なんて飛び込んで来て、押し倒された。

 

「え?試合観ないの?」

『前半終わったし、いい女が隣にいるのにほっとけないやん。もったいない。』

激しくキス…。手を押さえられて、されるがまま…。

 

「今日私、くさぷーを襲ってやろうと思ってたのに…。なんも出来ないやん。」

『なんもせんでええ。俺があきぱんをめちゃくちゃにしたいねん。嫌か?』

「違うやん。あきぱんがくさぷー襲うつもりなのに。」

『あきぱんは、されるがまま感じとけばええねん。俺がお前を襲いたいねん。』

 

場所が違うと確かに燃える。

電気もつけたままで、声も押し殺さなくてもいい。

されるがままに喘ぎまくる。

『あかん、ちょっと出たかも。ゴムつけて』

「ダメやん。妊娠しちゃうやん」

『せやな。だけど、もうイクねん。ええか?』

 

ゴムをつけて2人ともいい気持ちになった。

久しぶりのセックス。大好きな人とするのは気持ちいい。

 

イチャイチャしてる間に後半が始まり残りあと15分。

賢者タイムの私達をよそに日本は勝った。

 

落ち着いてから、私はマッサージ機にかかる。

背中ゴリゴリなので背中気持ちいい。

痛いところもある。

「あー、痛い。あー!」

なんて言ってると、

『僕としてる時より悩ましい声出して!AVみたいだ』

 

男性って、こう言う声が好きなの?

 

くさぷーとしてる時だって、結構悩ましい声が出てると、思うけどなぁ。