あきぱんの空まわりな毎日

こんにちは。あきぱんです。バツ2レベル46の魔法使いのつぶやきです。

離れていてもいつも一緒

帰る日の夜、くさぷーは私を抱かない。

 

切り替えをしっかりしていて、頭の中は仕事の段取りをしているから、恋愛モードではないらしい。

帰る日の夜のくさぷーは僧侶のようだ(笑)

それを理解しているので、日曜日の夜は彼のルーティンを崩さないようにしている。

 

私は特に冬場は飛行機が飛ばない可能性があるので、ギリギリまで滞在することをしないようにしている。

 

今回は飛行機が減便しているので、確実な朝の便を取った。

足元も悪いので、駅までタクシーで行こうと前もって予約しておいた。完璧👍

 

でもやっぱり、寝る時は引っ付いてくる。

 

『また来てね。』

「うん。また来るよ。」

『あきぱん、異動だから忙しいだろうから次来れるかな?でも来てくれたら嬉しい』

 

力強く抱きしめてくる。

そしてキス。

 

今回は何故か涙が出て止まらない。

異動したらしばらくバタバタするから、会えないかもしれない。

心が弱くなってる?甘えてる?困らせてる?

 

 

「ごめん。困らせるつもりじゃないんだけど、涙が出てくるんだ。寝る邪魔してごめん。」

『大丈夫。僕もう眠いし、あきぱんほっといて寝る時は寝るから(笑)』

「そうだろうけど、それでいいけど、意地悪w

でもなんか急に寂しくなってきちゃった…。

ぎゅーっ抱きしめてきて

『あきぱんいつも僕に言ってくれるでしょ?

離れていてもいつも一緒って。だから心配しないで大丈夫だよ。』

 

そう言って、頭撫でてくれた。

 

あ、そうだった。

 

いつも帰る前の夜、寂しい寂しいって言う彼にそう言ってきたんだった。

頭撫でてるのも私がいつもしてることだった。

 

「くさぷー、あきぱんはお節介だから、いろいろやり過ぎちゃうから、後でグッと寂しくさせてないかって、思ってて今回はあまりやらないでおこうって思ったけど、明日のお弁当とか作り置きとか、いっぱい作ったし、幸せなんだけど、それが返って自分がめちゃくちゃ寂しく思ってしまって…。ダメだねぇ。」

と言うと、

『いいんだよ…俺あきぱんがいないと、何も出来んし、それで存在感感じて会いたくなるし、俺が何もかも出来たら、恋人なんて要らないでしょ?だから、もっといろいろお世話してよ。あきのお料理美味しいから食べたいんだよ。』

 

「やっぱり、便利屋じゃん(笑)」

『それでもいいじゃん。あきぱん頼りにしてるから。うまく言えないけど、あきぱんがいないと困るんだ。俺。』

 

 

 

ーーーーー

 

5時過ぎに目覚ましが鳴る…。

くさぷーは起きたようだ。

 

くさぷーは朝シャワー浴びるのがルーティン。

 

そろそろ起きるな、私はもう少しだけ、お布団にくるまっていよう…

 

 

『あきぱん、おはよう!朝だよ。』

そう言うと、チュッチュチュッチュとキスしてくる。

 

『あきぱん…大好き…大好き…また来てね。

愛してるよ。だから浮気しないでね。』

耳元でずっと言ってくる。

 

あれ?

これ私がいつもしてる事だ…。

 

「うん。行くよ。でもくさぷーは来てくれないの?」

『行くよ。』

『また来てよ。あきぱん抱きたいから、またエッチしたい』

 

チュッチュチュッチュとずっとキス。

5時半のアラームが鳴ると、

 

『はい。お客さん時間いぱいよ。もうおしまいです。』

(カタコトでしゃべります)

 

これもいつも私がやるヤツ。

思わず笑ってしまった。

 

くさぷーがシャワー浴びてる間にお弁当を持たせる準備。

 

くさぷーが出勤する時間になった。

 

『気をつけて帰ってね。また来て。』

「うん。いってらっしゃい。」

ぎゅーって強く抱きしめられた。

 

『行ってきます!』

 

あぁ、帰らないとダメか…。

 

部屋に戻り、彼の龍さんに

「あきぱんが帰るけど、くさぷーのことお願いね。離れてるけど、いつも一緒だから。」

と頼んできた。