横浜戻ってきたら、もう19時。
私はお腹空いてるけど、くさぷーはまだまだ空いてないという。
「じゃあスーパーでお弁当買って食べる?くさぷーお腹空いてないなら、置いておけるし。」
『いいよ、あきぱん居酒屋行こう。
あきぱんはむしゃむしゃ食べて。
俺はそれつまんで飲むから。』
という事で鳥○○へ。
飲みながら食べながら、旅行の思い出話。
くさぷーが
『俺、誕生日ケーキサプライズで用意してもらえたのすごく嬉しかったんだ。ホントありがとう😊』
そんなによろこんでもらえたんだ。なんかとても幸せだな。
うん。私も幸せだよ。
そして、酔ったついでにずっと言えずにいたことを言う。
「くさぷーいつも寂しいって言うやん。それ聞くと私側にいてあげたい気持ちになるのね、だけどもう若くないから、勢いだけで横浜に来る勇気ないの。今、それなりに仕事してて、それに執着してるわけじゃないんだけど、もし仮にくさぷーのところに来たら、積み上げたものが無くなる。もし別れてしまった時、私には何もかも無くなってしまう。それが凄く怖いんだ。
これからまた正社員で働けるとこあるかどうかわかんないし、払ってきた厚生年金もそうだし…。結婚してくれって言ってる訳じゃないんだけど、やっぱり保障がないのは怖いんだ。くさぷーがまだ子供さんを養っていかないとダメだから、いろいろ考えた時に私と一緒に生活してるのってお子さんのこと考えたらあかんと思うし、お子さん達が成人するまではあかんかなと思ってるよ。」
『俺、ずるいよね。結婚はしないとか言ってるのに、結婚して欲しいようなことばかり言って…。』
「私も結婚したいとかそう言うよりもあなたと一緒に、過ごしていけたらいいなぁって思ってる。別れる事前提でいろいろ不安ばっかり話してるから、ごめんね。だけど別れたいわけじゃないんだよ。大好きだから、正直に話してるだけ。もう若くないから、勇気がないだけ。」
『今のままの付き合いで行こう。四日市に出張しない限り月に一回会うペースになるけど。』
「私は世話焼きだから、ホントはそばにいてあげたいんだよ。一緒に生活したい。ズルいけど、横浜来るなら保証が欲しい。何も無くなるのは怖い。私も結婚したくないとか言って、結婚しろって言ってるようなもんだね。ごめん。」
『いいんだよ。ちゃんと話してくれてありがとう。楽しくいこうよ。ね。』
ずっと心のモヤモヤを話し合えた。
スッキリした。
私の中で、こうやって報告、連絡、相談をお互いに出来る関係って初めてかも知れない。
私はこの人を離したくない。
よくわかんないけど、強烈にそう思ってる。