私が好きな本。
くさぷーと遠距離恋愛になるかもしれないと思った時に購入した。
この本の中にあるこの文章が私の支えである。
“ずっと一緒にいたい、という執着より、いつかは別れる、と覚悟を”
“なにかして欲しい、という甘えよりも、なにかをしてあげたい、というお節介を”
“哀しい、という脆弱性よりも、哀しくさせられて嬉しい、という少しの異常を”
いつかは別れる、でもそれは今ではない。
前にくさぷーに『あきぱん、そんなに僕の事好き好き言ってくれるけど、あきぱんの前からいなくなってしまったら、どうなっちゃうの?そんなに執着してたらダメだよ』
と言われた事がある。
「いいじゃん。好きなんだから好き好き言っても!」
でも確かにそうだ。
別れるにも嫌になって別れる事もあれば、亡くなって、永遠に会えなくなる事だってある。
くさぷーの仕事は、工事現場だ。
電気の仕事してるんだから、危険が伴っている。
いつ何があるか、わからない。
aikoの歌詞にもあるよね。
“もしもあなたがいなくなったら
あたしはどうなってしまうだろう?”
(三国駅より)
くさぷーとそんな話をしたせいでしょうかね。
だから、いつかは別れるという覚悟をという言葉が響いた。
最近強く思うのは、娘達が大きくなってきて就職が決まって、それぞれの人生が動き出すと、家族バラバラになる事が決まっているわけで、いつまでも一緒ではいられないので、覚悟をしないとなぁと…。