【日曜日】
なんも考えずに来てしまったので、予定はなし。
だけど予定なしで2人で過ごすってのも別に構わない。
ダラダラしていたけど、お腹は空く。
「前日に朝ごはんの材料も買えば良かったな。」
なんて言ったら、
『もう遅いからブランチにしよう』
時間は既に11時過ぎ。
寿司が食べたいというから、お寿司屋さんへ。
非常に美味しくて食べ過ぎてしまう…。
その後、大好きなカモメの玉子を買いに行き、
飲み物買ってうちに帰る。
「ドキュメンタル見ようか!」
2人で観ていたら、くっついてきて、膝枕でくさぷーいつも間にかスヤスヤ寝てる…。
最初はかわいいって思うけど、だんだんと
「せっかく来たのに!なんでずっと寝てるんだよ!1人で観てたらいつもの休みにしてる事と変わらないじゃん!」
イライラ。
『ごめん、ごめん。安心してつい寝ちゃうんだよ。いつもとは違うんだよ。あきぱんが居てくれるから、いつもとは全く違うんだ。』
そりゃそうかも知れないけど、せっかく遠くから来た彼女おるのにずっと寝てたら、寂しいやん!飛行機までの時間プンスカしてた私。
『また怒らせちゃった。
俺、あきぱんに甘えてばっかりでズルいね。』
「うん。ズルい。でもやっぱり好きだから怒るし、許すよ。」
「私ね、こういう些細なことずっと黙ってるタイプだったの。私が我慢したらいいんだって。でもね不満がいっぱい溜まってある時爆発して、我慢できなくなることが多かったし、そうなると嫌いになってしまうことが多かったけど、くさぷーと付き合うようになって、こういう事を我慢しないでその時言うようにしたんだ。小うるさいと思うかも知れないけどさ。」
『いいんだよ。そういう事はちゃんと言ってね。俺、鈍感でわかんないから、気持ち伝えてよ。不満が溜まって爆発する前に直すから、教えて。』
「うん。だから言ったんだ。くさぷー疲れてるから寝ちゃうのわかるけど、2人で居るのに1人は寂しいよ。せっかく来たのに。」
『あきぱんがいるから、つい安心しちゃうんだよ。ごめんね。』
私は共有したかったんだよ。